投資・お金の管理

学資保険?ジュニアNISA?学費の準備はどっちがいいの?

「子どもの学費の準備を始めたいけど、何を使えばいいのかわからない・・・」
「ジュニアNISAってみんなやってるけどなに?!」
と悩んでいる人も多いと思います。

私も息子が生まれてから

 

子どもの学費って一体いくらかかるんだろう・・・
みんなどうやって準備しているんだろう・・・

 

と思い、自分で色々調べたり、保険会社の方に電話しまくったり、投資の勉強をした結果、「これが1番いい!」と思ったのがやっぱり「投資」で準備する事でした。

非課税で運用できる「ジュニアNISA」についてや、「わからない人はこれ!」というお勧めの投資信託も紹介しているので、是非最後まで読んでみて下さい。
5分で読み終わります。

「学資保険」?それとも「ジュニアNISA」?

日本の大学に進学する場合、国立や私立、学部によっても異なりますが、だいたい4年間で250万円から400万円ほどかかると言われています。

 

子どもが多い人は、この金額×子どもの人数・・・ひえ~~

 

奨学金などの制度を利用することもできるけど、子どもに借金を背負わせるのも嫌だし・・・。
親としては、出来る限り準備をしてあげたいですよね!

子どもの学費の準備をする場合、学資保険に入るよりも投資で積み立てをする方がいいと思います。
理由は、投資の方が、効率よくお金を増やすことができるからです。

投資の場合、「利回り」でどのくらいお金が増えるのか計算されますが、学資保険の場合「返戻率(へんれいりつ)」で表されています。
これは払い込んだ保険料に対して、受け取れる金額を表す比率です。
返戻率(%)=受け取れる総額÷払い込んだ保険料の総額×100

返戻率が100%で、払い込んだ金額が全額戻ってくるという意味になります。
返戻率が105%だった場合、100万円預けると、105万円返ってくるということになります。

つまり、この数字が高いほど、良い保険商品ということ!
でも最近は低金利の影響を受けてこの返戻率はとても低くなっていて、高くでも110%前後しかありません。
私が探した大手保険会社の中で一番高かったのは107%でした。
「107%だったら、銀行に貯金するより全然増えるじゃん!」と思うかもしれませんが、投資の利回りで考えると恐ろしく低い数字になります。

しかも、学資保険は将来受け取れる金額が決まっているため、インフレに対応できないというデメリットもあります。
もちろんこれは逆に言えば、確実に決まったお金は受け取れるという保険ならではのメリットでもあります。

なので、「1%のリスクも取りたくない!」と言う人は「貯金よりは増えるし」と言う感覚で学資保険を利用するのもいいと思います。

「投資」で学費の準備を始めよう!

投資で学費の積み立てをする場合、ネットで投資用の口座を開けば簡単にできます。
「つみたてNISA」や「ジュニアNISA」などの、非課税口座を利用することから始めるのが良いと思います。

「ジュニアNISA」って何が得なの?

「ジュニアNISA」は2016年1月にスタートした「未成年者少額投資非課税制度」です。

「子どもや孫の資産形成のための長期投資をする」事を目的としたの口座なので、子どもが18歳になるまでは払い出しができないというのが一番の特徴です。
途中で払い出しをすると利益に課税されてしまい、非課税口座の意味がなくなるので注意!

一般的に、株や投資信託の取引をするためには、証券会社で「一般口座」か「特定口座」という口座を開設する必要があります。
含み益などで利益が確定しない限りは課税対象とはなりませんが、配当金、売買収益で利益が確定した場合は課税対象となります。
通常、株式やETFなどの投資信託で得た収益に対して20.315%(所得税及び復興特別所得税15.315%、住民税5%)の税金がかかります。

 

20%も税金で取られちゃうの!?

 

しかし「ジュニアNISA」などのNISA口座を使用すると、この口座から購入した金融商品から得られる利益(譲渡益・配当金)が非課税になります。

Copyright(c)2017 金融庁 All Rights Reserved.
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とにかく「NISA口座」を使えば、投資で得た利益が非課税になり、約20%の税金がかからなくなります
投資をする際、20%の税金を節税できるのはかなり大きなメリットになります。

もちろん利益が非課税になる代わりに、いくつかの制限が設けられています。

ジュニアNISAの利用条件


・日本に住む0歳から19歳まで
・一人一口座まで
・年間80万円まで投資可能
・非課税期間は最長5年間
・投資可能期間は2023年まで
・18歳までは払い出しに制限あり
・運用管理ができるのは両親・祖父母等

ジュニアNISAの注意点

◆一人一口座まで
「一般NISA」や「つみたてNISA」同様に、「ジュニアNISA」も一人一口座と決まっています。
複数の金融機関での開設はできないので、どこの金融機関で口座を開くかは最初にちゃんと決めましょう!
地方銀行よりも、投資できるファンドの種類が多いネット証券で口座を開設するのがおすすめです。

  • 楽天証券
  • マネックス証券
  • SBI証券

この3つの中のどれかから選べば大丈夫だと思います。

◆投資できるのは年間80万円まで
「非課税投資枠」と呼ばれる、ジュニアNISAで購入できる金額は年間80万円までと決まっています。
その年の「非課税投資枠」に未使用分があっても、翌年に繰り越すことはできません。
なので、もし今年一年間で50万円を投資した場合、非課税投資枠は30万円分残っていますが、来年の非課税投資枠が110万円(80+30)になるわけではありません。
充分な投資資金がある場合、この非課税投資枠は全額使いきることがお勧めです。

◆18歳までは払い出しができない
口座開設者が18歳になるまでに「ジュニアNISA」口座から払い出しを行う場合、過去の利益に対して課税されてしまいます。
また、「ジュニアNISA」口座自体も廃止されてしまうので、注意が必要!
しかし、災害時などのやむを得ない事情がある場合は、例外として非課税での払い出しが可能です。
でも、その場合も「ジュニアNISA」口座自体は廃止することになってしまうので、無理な投資をしないことも重要です。

◆他の口座との金融商品の移動、損益通算はできない
現在「ジュニアNISA」口座以外で保有している金融商品を、「ジュニアNISA」口座に移す事はできません。
また逆に、「ジュニアNISA」で保有している金融商品を他の口座に移すということもできません。
口座内での損益通算はできますが、他の口座との損益通算はできません。

これに関しては、他に投資用の口座がない人は特に気にしなくていいと思います。

2024年以降はどうなるの?

「ジュニアNISA」の投資可能期間は2023年で終了します。
なので「ジュニアNISA口座」に投資ができるのは、今年を入れてあと3年!!

2022年までに20歳になった場合には、20歳になる年の1月1日に自動的に「NISA口座」が開設されます。
この時「一般NISA」か「つみたてNISA」かを選ぶことができます。

子どもが2023年の制度終了時点で20歳になっていない場合は、2024年以降に非課税期間である5年間を終了した金融商品を「継続管理勘定」と呼ばれる場所にロールオーバーすることができます。

継続管理勘定に移管後はどうなるの?


・子供が20歳になるまで、非課税で金融商品を保有し続けることができる。
・ロールオーバー可能な金額に上限はなし。
・継続管理勘定では売却はできても、新規の買い付けはできない。

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ちょっとややこしく感じますが、2022年までに20歳になってる場合はそのまま他の「NISA口座」に移行。
20歳になっていない場合は、20歳になるまで非課税で保有し続ける事はできる(売却して利益を出しても課税されない)けど、新しく投資することはできないというルールになっています。

とにかく一人一口座で、年間80万円まで投資できて、18歳までは引き出せない!
そして利益が非課税になる!
これがジュニアNISA口座です。

「投資」ってどれくらい増やせるの?

 

じゃあ投資だったらどれくらい増えるの~?

 

という方は、以下のシュミレーションを参考にしてみてください。

シュミレーションの条件はこんな感じです。

  • 子どもが現在0歳
  • 「ジュニアNISA」で年間80万円を3年間投資(総額240万円)
  • 米国インデックス投資で平均利回りが5%だった場合

もし子供が今年0歳だった場合、19歳までの20年間非課税での運用が可能になります。
そうすると、5%で運用した場合、投資総額240万円が20年後には600万円以上になります。
米国のs&p500インデックスの過去10年間の年間利回りは13.87%(2021年6月19日のデータ)なので、平均が5%というのはかなり低く見積もっています。
そのうち、利益の約367万円にかかる20%の税金が非課税になるので、約73万円の税金がかからないことになります。

 

めちゃくちゃお得!!

 

これはあくまで上の条件を使ったシュミレーションですが、子どもがまだ小さいくて投資期間が長くある場合は、絶対投資の方が効率よく増やせます。
ちなみに240万円を返戻率107%の学資保険に払い込みをした場合、受け取れる金額は約257万円になります。
増えた金額は17万円ほど。
これを20年という利回りで計算すると、0.34%しかならないことになります。

でも、投資の場合はリスクが必ずあるのも忘れずに!!
過去のパフォーマンスは将来の運用成績を保証するものではないので、これはあくまでも目安の計算です。
ただ、20年間の長期投資の場合、0.34%以上の利回りは確実に出せると思います。

3年間だけ節約生活をして学費を確保!!

「ジュニアNISA」の投資可能期間は2023年までなので、今年から始めれば、3年間で合計240万円の投資が可能です。
3年間毎月約6万6千円投資する感じですね。

 

毎月6万円も投資に回すなんて無理!

 

と思うかもしれませんが、3年間だけ頑張れば、最悪そのあとは積み立てをしなくても、それなりのお金になります!
実際このシュミレーションでも3年以降は何もお金を積み立てない事を想定して計算しています。
「3年間だけ節約して頑張れば600万円の学費が作れる!」、そう思えばやる価値は充分にあるんじゃないかと思います。

投資で重要なことは「時間」を使って「複利の効果」でお金を増やす事!
なので、投資をするなら、とにかく早く始めることが大事!!

月6万円は無理でも、月2万円、1万円でも、とにかく始めることが重要です。
私もとにかくできるだけの金額を毎月投資に回すようにしています。

リスクを減らすためにできること

 

でも投資ってやっぱりリスクがあるんじゃ・・・

 

と思う人もいますよね。

もちろんあります!!

「ジュニアNISA」で投資するときの一番のリスクとして考えられることは、子どもが20歳目前になり、いざ資産を払い出そうとした時に株式市場が暴落してしまうというパターンです。
株式市場の暴落は定期的に起こるので、このリスクは全然あり得る事だと思います。

このリスクを回避するためには、払い出しをする数年前から少しづつ金融商品を売却して利確(利益を確定)しておくことだと思います。
つまり子どもが20歳になる前にちょっとずつ売っていく!

5年間の非課税期間が終了すると「継続管理勘定」に移管することができます。
ここでは新規の買い付けはできませんが、売却して利確することは可能です。
ここでの売却は非課税になります。
売却代金は「払い出し制限付き課税口座」に移管され、18歳までは払い出しができません。
20歳目前で一気に売却するのではなく、少しづつ売却することで、万が一株式市場が暴落しても、損失を減らすことができます。

ジュニアNISAで何に投資する?

「ジュニアNISA」で取引できる商品には色々あります。

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何だか色々あってわからない・・・。結局何を買えばいいの・・・?

 

「ジュニアNISA」は利益が非課税になる口座ですが、大切なのは「ジュニアNISA」口座を使って「何に」投資するかということ。

そもそも利益を出せなければ、非課税口座を利用する意味がまったくなくなります。
なので「ジュニアNISA」口座や投資口座などを開設した後は、「何に」投資するかが1番大事です。

以下の条件を満たすような金融商品を選んでみて下さい。

金融商品を選ぶ時のポイント


・右肩上がりの安定したリターンが見込める商品
・買ってからほったらかしてOKな商品(短期的な売買が必要ないもの)
・わかりやすい商品(複雑すぎて理解できないものはNG!)
・リスクを抑えた商品(価格の変動が少ないもの)
・コスト(経費率、信託報酬)が低い商品
・投資期間に合った商品


「ジュニアNISA」は投資可能期間が終了する2023年以降でも、子どもが20歳になるまでは非課税で保有が可能です。
でもこの期間は、売却はできても新規買い付けはできないので、短期売買をしなくても、安定して利益が出せるものがおすすめです!
もし価格変動が激しい金融商品に投資すると、損失が出てしまって、非課税という制度を十分に活用できないまま終わる可能性もあります。
これでは意味がない!!
なので、ほったらかしていても、長期的に右肩上がりで成長する金融商品に投資することが重要です。

「で、結局何を買えばいいの?」と思いますよね。(笑)

米国のs&p 500インデクスに連動するファンドに投資することがおすすめです。
s&p500インデックスは、米国の上位500社の株式をセット購入できるファンドみたいなものです。
世界の株式の50%以上を米国株が占めているので、s&p500インデックスに投資するってことは、株式市場そのものに投資しているようなものです。
リスクが低く、効率よく利益を出せる投資ファンドです。

 

なかでも「バンガードS&P500 インデックス(VOO)」が一番お勧めです!!

 

バンガードは世界最大の投資運用会社で、運用コストが1番低いです。
もし利用している証券会社の口座で取り扱いをしていない場合、以下の3つのインデックスファンドでもいいと思います。

  • eMAXIS Slim 米国株式 (s&p500)
  • SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド

購入できる商品は金融機関によって異なるので、開設する予定の金融機関の取り扱い商品をチェックしてみてください。

まとめ

  • 学費の積み立てを始める3ステップ

投資用の口座を開設する
  • 楽天証券
  • マネックス証券
  • SBI証券

地方銀行よりもネット証券の方が便利でファンドの種類も豊富!

投資する株やファンドを選ぶ
  • eMAXIS Slim 米国株式 (s&p500)
  • SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド

迷ったらこの中のどれか!!
コストが低く、低いリスクで効率よく増やせるので長期投資に最適なファンド!

お金をどんどん積み立てる!

とにかく大事なのは早く始めること!
投資期間が長ければ長いほど、時間を使って「複利の効果」でお金を増やせます。
お金を入れるだけ入れたら、あとはほったらかしても大丈夫!


子どもの学費って人生三大支出の一つですよね。(あとの2つは住宅と老後のお金)
実際子どもが大きくなるまでは、必要な金額って正確にはわかりませんが、準備しておくに越したことはないですよね。

すでに学資保険に入っている人も、投資で準備する方法も検討してみてもいいと思います。
まだ投資できる期間が3年あるので、「ジュニアNISA」の利用も是非検討してみて下さい。

子どもの将来のために、一緒に積み立て頑張りましょー!!

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