投資・お金の管理

投資オタクのシンママが「つみたてNISA」を解説

2年前、コロナで息子の幼稚園が休園になり、仕事も休職して暇を持て余していた時、親友に

 

時間あるなら投資でもやったら?

 

と言われました。

「投資~?そんなのやったことないし、、、ギャンブルとか好きじゃないし。」
と思っていたんですが、「でも、暇だし勉強してみよっかなー」と投資系のyoutubeを見始めたらめちゃくちゃハマり(笑)、そこから投資本やブログを読み漁って、まったく投資未経験だった私が気付けば投資歴2年で現在は資産総額が7万ドル(700万円くらい)を超えました。
と言っても、別に「投資で一気に700万に増やしました!」っていうわけではないです。
地道に貯めていたお金を、今は貯金ではなく投資に回していて、その総額が700万を超えてるという感じです。
お金の管理方法とかはまた別のブログで紹介しますね。

私がやっているのは米国株の長期のインデックス投資(何それ?って思っても今は気にしないで読んでください笑)なので、

「これを買えば絶対に儲かる!」
みたいな話はありませんし、投資商品も売りつけません。
心配しないでくださいね。(笑)
投資を含めて、短期間でラクして稼げるものなんて世の中にはないと思います。
あったらみんなとっくにお金持ちになってる(笑)
もちろん短期投資でものすごいお金を稼ぐ人もいますが、それは「投機(ギャンブル)」なので、「投資」とは全然違うので「ギャンブルがやりたい!」って言う人以外はやらない方が良いと思います。
ちなみに私は短期投資は一切やっていません。
「毎日株価のチェック!」とかもしてないです。

お金を増やすのには「複利の効果」が必要で、それには時間がかかるので短期でリスクを取らずに増やすのは難しいです。というか無理です。
「リスクを減らして利益を出したい!」と思ったら、最低限の「お金の知識」も絶対に必要だと思います。
そうじゃないと無駄な投資信託を買ったり、売ってはいけないときに焦って売ったりしてしまうので結局もったいないことになってしまう。。。

なんかだんだん「えーめんどくさそー」と思ってきてたらごめんなさい。(笑)

ただ、私はこのブログを通して、

  • 子どもの学費貯めたいな
  • 老後のお金が心配
  • 投資ってやらないとなんか損してるかも?
  • 貯金しているお金を増やしたいな~

って言う方にとって、「へー、投資ってこうやってやるんだ」「お金の仕組みってこういうことか!」って思って「やってみようかな」って思ってもらえればうれしいです。

投資を通じてお金の事を勉強していけば、いろんな場面で自分の生活に役立つと思います。
生命保険や不動産の売買に関わる知識も投資には詰まっています。
私も投資を始めてから、加入していた生命保険の内容を自分で見直して、ぼったくりだと気づいて即解約しました。(どうやって見直したかはまた別のブログで紹介しますね。5分で計算できます。)
私自身もお金のプロになりたくて簿記1級を勉強中です。

今まで勉強してきたことで、少しでも

 

投資ってやってみたいけど全然わかんない!!

 

っていう人の役に立てたらいいなーって思ってます。

今回はまず、NISA口座について説明していこうと思います。

もしかしたら、今は読んでても「何これどういう意味?」ってなることがあるかもしれませんが、他のブログも読んでいくうちに絶対わかるようになってきます!
「色々な記事読んでたら、なんかお金の知識身についてたな~」っていうブログを目指しているので、是非最後まで読んでみて下さい。

NISA口座ってなに?

NISAは「少額投資非課税制度」といって、投資によって得た配当金や売買収益などの収益にかかる20%の税金が非課税になる制度です。

 

配当金?売買収益?なんだそれ?

 

って思った方は、とにかく投資で利益が出ると、「そのうちの20%も税金で持って行かれる!」と覚えておいてください。
利益が出れば出るほど、結構な金額を税金で払わなくてはいけなくなるってことですね。
税金なんてできれば誰も払いたくない!(笑)
でもその税金が非課税になるのが「NISA口座」なんです。

日本人はとにかく投資に消極的で金融資産をほとんど預貯金に使ってしまうので、「少しでも投資に回してもらおう!」という意向から、政府が

 

少額で投資する人からは税金を取りませんよ、だからどんどん投資始めてくださいね。

 

ということで始まった制度です。
でも無制限で非課税になるわけではなく

  • 投資期間
  • 投資額
  • 投資対象

という3つに制限があります。

これが「NISA」をややこしくしている原因ですね。
でも単純な仕組みなので大丈夫です。

NISA口座ってどうやって開設するの?

1、証券会社を選ぶ

ネット証券で開設することがおすすめです。
NISA口座開設ページ 楽天証券SBI証券マネックス証券

2、「一般NISA」か「つみたてNISA」かを選ぶ

NISA口座は、「一般NISA」か「つみたてNISA」かの一つしか開設できないので、どちらか一つを選ぶ必要があります。

  一般NISA つみたてNISA
対象者 20歳以上の居住者 20歳以上の居住者
対象 株式、投資信託 対象投資信託のみ
投資額上限 120万円/年(総額600万円まで) 40万円/年(総額800万円まで)
非課税期間 5年間 20年間
投資可能期間 2023年まで(2027年まで非課税) 2037年まで(2056年まで非課税)

簡単に言うと、

「一般NISA」

投資できる金額の上限が高くて、株や投資信託なんでも投資できる。
その分投資できる期間も非課税になる期間も短い。

 

「つみたてNISA」

投資できる金額の上限が低くて、限られた投資信託にしか投資できない。
その分投資できる期間と非課税になる期間が長い。

 

 

とりあえず月3万くらいから投資を始めたい、、、

 

っていう方は、「どっちの口座にしよう、、、」と迷わず「つみたてNISA」口座の開設で良いと思います。

 

月3万円で、どのくらい増えて、どのくらい節税できるの?

 

っていうのがわかりやすいように、シミュレーションをしてみました。
金融庁のウェブサイトに「資産運用シミュレーション」っていうツールがあるので試してみて下さい。
やってみると投資のモチベーションがあがります(笑)

「つみたてNISA」口座を使って投資が可能なのは2037年までなので、今年2022年から投資を始めて15年間積み立て投資をするっていう設定でやってみました。
毎月3万円を利回り5%で15年間積み立てると、こんな感じになります。
利回りが何%かはその時になってみないと誰にもわかりません。
ただ、株式投資の利回りは平均5%~7%って覚えておくと色んな場面で役に立ちます。
これ貯蓄型の保険や不動産の購入の時も基準として考えるのに本当に役立ちます。

で、積み立てた金額540万円に対して、利益が261.9万円。
めっちゃ増えましたよね!
この利益261.9万円にかかるはずの20%の税金の52万円が非課税になります。
つまり税金として払うはずだった52万円を払わなくてよくなります。お得!!

「つみたてNISA」口座で積み立て投資ができるのが2037年までと決まっているので、このグラフでは15年後までの資産の金額になっています。
2037年以降は新しく投資信託を買い足すことはできません。
買い増しはできないですが、投資した年から20年間非課税で運用できるので、時間とともにこのグラフの後もまだ増やすことができます。
つまり買ったやつを20年間放っておいたらいいって感じです。

20年後に、最初に投資した年の投資信託を売って、その次の年にまた2年目に投資した投資信託を売って、、、と言う感じで非課税期間が終わったものからどんどん売っていけばいいと思います。
ちなみに20年間運用している資産を引き出せないわけではなく、いつでも好きな時に売却は可能です。

3、毎月の給料から投資する金額を決める

楽天証券を使ってNISA口座を開設した場合、いつでもこの毎月の投資額を変更できます
無理のない金額から投資を始められて、解約もいつでもできるので安心ですよね。
「払い続けられなくなったらどうしよう」という心配をする必要がないので、パッと始めちゃっても大丈夫です。

4、投資対象を選ぶ

つみたてNISA口座で投資できる投資信託は限られていますが、それでも100種類以上あります。
私はやっぱり米国のS&P500インデックスに連動した投資信託に投資することが一番おすすめです。(銘柄は次回のブログで)

つみたてNISAのメリットとデメリット

つみたてNISAのメリットは、

  • 長期運用
  • 分散投資
  • 積み立て

3つがそろった投資ができること!

1,少額からでも積み立て投資ができる
毎年40万円の積み立てで、貯めながら増やす投資ができます。
決まったタイミングで自動的に投資を行ってくれるので、手間がかからないのもいいですよね。

2,長期投資に向いている
投資した年から20年間非課税で運用できる。

3,信頼できる投資先に投資できる
つみたてNISAの投資対象は金融庁の「安定的な資産形成をめざす」という条件に合ったものに限られています。
投資信託はもともと分散投資に適していますし、なおかつ金融庁のお墨付きの安全な投資信託のみに長期で積み立て投資ができます。
「詐欺まがいの投資信託に投資してしまった!」というリスクを減らして安心して将来のための投資ができるのもいいところですよね。

デメリットは、名前のとおり積み立てしかできないようになっていること。
「値下がりしているからスポット投資(一括購入)しよう!」というニーズには対応していません。
他にも投資額が少額なこととか、個別銘柄や海外のETFへの投資ができないとかのデメリットもありますが、「毎月ちょっとづつ長期で積み立てしたい」って考えてる人にとってはそんなに問題じゃないかなって思います。

なにに投資すればいいの?

 

で、結局何に投資すればいいの??

 

って話になりますよね。(笑)

この「何に投資するか」が実際は1番大事な部分です!!
だっていくら非課税口座でも、そもそも収益が出なければ全然意味ないですよね。
損失が出た場合はどっちにしても税金はかからないので。

ていうわけで次回は「長期で積み立て投資をするならこれがおすすめだよ」っていう投資信託を3つ紹介しますので、お楽しみに♡

つみたてNISAで投資するならこれ!

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