アメリカで子育て ワーママの日常

アメリカの長~い夏休み、みんなどう過ごす?

みなさん、子どもとの夏休みはどうやって過ごしていますか?
子どもの頃は楽しみでしかなかった「夏休み」。
親になると、夏休みや冬休みなどの長い休みってちょっとした恐怖。(笑)

アメリカの「夏休み」は「休み」じゃない!

アメリカは、学校区によって夏休みの時期が微妙にズレますが、基本的にどこの学校も10週間あります。
6月の半ばに始まって、8月の後半まで。
めちゃくちゃ長い・・・。

なので夏休み中は、学校が運営するサマースクールや、サマーキャンプに子どもを参加させるのが一般的です。
キャンプと言うと、泊まりで出かけるというイメージですが、アメリカの子ども達が行く「サマーキャンプ」は、日中だけのものが一般的です。
午前中、もしくは午後だけのハーフデイ(半日)や、学校と同じく8時から3時までのフルデイ(一日)のものがあります。
だいたい1週間単位でキャンプに参加します。

楽器の演奏などをする音楽系のキャンプ、実験や科学について学ぶサイエンスキャンプ、プログラミング、レゴ、数学、アート、スポーツ、演劇など、とにかくなんでもあります。
もちろんキャンプによって値段もさまざま。
1週間数百ドル(数万円)から、1,000ドル(約10万円)を超えるものもあります。
カリフォルニアでは、スケボーやサーフィン、ライフガード、乗馬などのキャンプもあります。

10週間の長い休みの間に、みんな自分が興味のあるサマーキャンプに参加して、普段では経験できない事を学ぶことができます。
なのでアメリカの夏休みは、「休み」というよりは、学校ではできない経験をする期間と言う感じです。
なので基本的に「夏休みの宿題」とかもありません。

上の子達が小学生の時は、サーフキャンプやスケボーキャンプ、サイエンスキャンプ、サッカーキャンプなど、毎週色んなキャンプに参加させていました。

 

子どもに色んな経験をさせられて、アメリカの夏休みっていいな。

 

と思う反面、親としては「アメリカの夏休みはお金がかかってしょうがない!!」というのも本音。(涙)

現在4歳の末っ子は、通っている幼稚園のサマースクールに参加させています。
サマーキャンプに参加させることも考えたのですが、 息子の場合まだ4歳なので、参加できるサマーキャンプの種類が少ないため、普段通っている幼稚園のサマースクールに入れました。

サマースクールは基本的に普段の学校と同じスケジュールなので、子どもの生活リズムも崩れないし、親的には割と楽。

4歳息子のサマースクール

テーマに沿って楽しく学ぶ!!

息子の通う幼稚園のサマースクールは、毎週テーマが決められていて、テーマに沿ってみんなで色んな体験をするという感じでした。

この週はテーマが「Farm(農場)」で、移動動物園が園に来て、子ども達は動物たちと触れ合って大喜びでした。
みんなで優しく動物さんたちにブラッシングをしてあげていました。

この週のテーマは「Camping(キャンプ)」だったので、園庭にテントやキャンプファイヤー(作り物)を置いて、みんなでキャンプ遊びをしたみたいです。
他にも、「Around the World(僕たちの世界)」「Music and Movement(音楽とダンス)」「Sports(スポーツ)」などのテーマがありました。

みんなで白いTシャツを持ってきて、自分たちで好きな色を選んで「タイダイ染め」をしたり、普段の学校生活ではしないような体験もしていました。

次の日にみんな作ったTシャツを着て登園。
色合いとか模様に子ども達の個性が出ていてかわいかったです♡

金曜日は楽しいイベント!

毎週金曜日にはイベントもありました。

・「Water Day(水遊び)」水着で登園して、みんなで水遊びをする日。
・「Pajama Day(パジャマデイ)」パジャマで登園して、みんなでポップコーンを食べながら、映画を見る日。
・「Crazy Hair Day(変な髪型の日)」面白い髪型で登園する日。
・ 「Crazy Socks Day(変な靴下の日)」左右違った靴下で登園する日。

などなど。

「クレイジーヘアデイ」は、頭に何か付けたり、色付きのワックスを付けたりして面白い髪型で登園するのですが、息子は恥ずかしがってやってくれませんでした。
私的にはこれをやりたかった!!

青色のワックスで髪の毛を波みたいにして、レゴのサーファーを乗せるやつ。
息子に「これやろうよ!」と言ったら「恥ずかしいからヤダ」とあっさり断られました。(笑)

ちなみに息子の担任の先生は、この日は頭に洗濯ばさみをたくさんつけてました。(笑)
他には風車をいっぱい付けてる先生もいた・・・。

これはパジャマデイの登校写真。
パジャマデイはぬいぐるみも1個持って行ってOK!

パジャマデイやクレイジーヘアデイは小学校でもあるイベントで、先生達もみんなパジャマを着たり、面白い髪型で登校します。
先生がパジャマで登校って、いかにもアメリカって感じで、日本では考えられない光景ですよね。(笑)

夏の思い出

学校での勉強とはまた違ったことを学べる「夏休み」
親には色々大変だけど、子どもにとって楽しい思い出になってくれてるといいなと思います。

みなさんはお子様とどんな夏休みを過ごしてますか?

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