今回は子どもの家庭教育で大事な『お金の教育』のために私が始めたことを紹介します。
今回紹介する方法は、『お金の教育』ができるだけじゃなくて、子どもがお手伝いをやる頻度がめちゃくちゃ増えます!
「ご褒美制度」で子どもが楽しめる工夫もあったり、「ペナルティ制度」で子どもの生活習慣が良くなるので、興味がある方は試してみて下さいね。
ご家庭でもすぐに取り入れられるように、私が作ったテンプレートもダウンロードして使えるようにしているので、是非最後まで読んでみて下さい♡
おこづかいは「定額制」?「報酬制」?
息子は現在6歳で、今年の8月から小学校1年生になります。
もうすぐ1年生だし、子どものおこづかいってこれからどうしていこうかな~?
って悩んでいました。
おこづかいって『お金の教育』に繋がるし、めちゃくちゃ重要だよね!と思って、色々本を読んでやり方を調べてみました。
その結果、我が家では毎月決まった金額をあげる『定額制』じゃなくて、お手伝いによってお金をあげる『報酬制』にすることに決めました。
「定額制」にも「報酬制」にも、どちらにもメリット、デメリットがあると思うし、アメリカでもどちらの方法を取る家庭もあります。 子どものおこづかいを「定額制」か、「報酬制」にするかで悩む人も多いと思います。私もめちゃくちゃ悩みました!結局私は、お手伝いに対しておこづかいをあげる「報酬制」を取り入れることにしました。 でも実は「 ...
定額制でおこづかいをあげて、何か特別なお手伝い(草むしりとか)に対してはさらにお金を払うっていう、どっちも取り入れるパターンも多いみたいです。
【お金の教育】お手伝いに対してお小遣いをあげるのはダメ?
私の場合は、お金は「もらうもの」じゃなくて、「自分で稼ぐもの」っていうことを息子が学んでくれたらいいなと思ったし、息子本人も
ぼくお金もちになりたい!
って言っていたり、お金に対する興味がたくさんあるんだなーって感じたので、「報酬制」を取り入れました。
お手伝いの度にお金を渡すのは面倒くさいので、ポイント制にするのがおすすめです。
「ユダヤ大富豪に伝わる最高の家庭教育 天堤太朗 (著)」を参考にしています。
ポイント制の始め方
ポイント制を始めるために、まずは3つのリストと、ポイント表を作ります。
こちらは私が作ったものを無料でダウンロードできるので、必要な方は是非ダウンロードして使ってください♪
1.お手伝いリスト
まずはお手伝いリストを作っていきます。
洗濯物を畳む、お皿洗い、ペットのお世話・・・とか、年齢によってできるお手伝いは違ってくると思うので、自分のお子さんができることを箇条書きで紙に書いていきます。
お手伝いリスト作りのポイント
ここで大事なポイントは、親が勝手に決めるんじゃなくて、まずは子どもに考えさせてから書き込んでいくこと!
〇〇くんができることで、ママやパパが喜ぶことってどんなことがあるかな?
最初はびっくりするくらい何も出てこないと思います。
でもそこで、「ほら、ごみ出しとか、色々あるじゃん!」って答えを教えないように注意!
「自分で考える」っていうことも、『お金の教育』ではめちゃくちゃ重要なポイントだからです。
もし子どもが何も思い浮かばなかったら、
じゃあさ、ママが朝起きた時にやってることって何があるかな?
あ!ベッドメイキングをしてる!
みたいな感じで、ヒントは出すけど、答えは子どもが自分で考えるようにさせてみてください。
こんな感じで「毎日の生活でママ、パパがどんなことしてるかなー?」って子どもに想像させると、結構いろんなお手伝いがポロポロ出てきます。
このリスト作りが1番大事なので、ここはじっくり子どもと話して作っていってください。
私が6歳の息子と一緒に考えて書いたものがこちら。
息子が余白を使ってひらがなの練習してることは気にしないでください(笑)
これさえできれば、あとはもう簡単♪
お手伝い選びのポイントはこちらのブログを参考にしてください。
【お金の教育】お手伝いに対してお小遣いをあげるはダメ?
我が家のお手伝いリスト
息子と考えたお手伝いの中から、10個に絞ってお手伝いリストを作りました。
多すぎるとどれをやればいいのかわからなくなったり、張り切って最初の数日にたくさんやりすぎて、そのあとやりたくなくなったりするので、はじめはリストには10個くらいのお手伝いで良いと思います。
お手伝いリスト_テンプレート
ひらがながまだ完璧には読めない息子にもわかりやすいように、お手伝いの横にイラストを付けています。
絵が上手な人は絵を描いてあげても良いと思います。(私は下手なのでイラストを貼り付けました)
どこまでやればポイントがもらえるのか、最初にきちんとルールを決めておいて、メモとして書いておいています。
これも最初にやっておかないと、途中までしかやっていないのに、「ぼくお手伝いしたからポイントちょうだい!」ってなって面倒くさいので。
お手伝いのポイントを決める!
お手伝いが決まったら、それぞれのお手伝いにママ、パパがポイントを付けて下さい。
1番簡単なお手伝いを「1」にして、それを基準に他のポイントを決めていくと良いと思います。
私の場合、簡単なベッドメイキングを「1」にして、それを基準に他のお手伝いのポイントを決めていきました。
洗濯物を畳むのは、息子にとっては難しいので「2」。
ペットのシャンプーとドライヤーはかなり大変な作業なので(もちろんパパが一緒にやりますが)「3」ポイントにしています。
このポイント設定も重要!
簡単なお手伝いに高いポイントを付けてしまうと、そればっかりやるようになるので、ポイント配分は「どれが子どもにとって難しいかなー?」ってよく考えて決めてみて下さい。
あと私は、お手伝いのリストの中に「ママのお手伝い(なんでも)」っていうのを入れています。
もし息子が「ママ大変そうだな。ぼくがお手伝いしたら助かるかも!」って自分で考えて、自発的に
ぼく、それお手伝いするね!
ってリストにないお手伝いをやってくれた場合は、「2」ポイント付くことになっています。
「誰かが困ってる問題を探して、それを解決しよう!」って考えるクセが付けばいいなーと思って。
こういう考えるクセって、大人になって仕事をするときにすっごく大事だと思うので。
簡単すぎるお手伝いに対して「ポイントちょうだい!」って言ってきたときは
それに対してはポイントはあげられないけど、手伝ってくれたらうれしいな
と言っています。
あと、息子の自分の身のまわりのことに関することもこのポイントには含めません。
そうしないと子どもは
自分の机を片付けたよ!ポイントちょうだい!
となるからです。
お手伝いリストを作るときに大事な基準は「人の問題を解決してるか」っていうこと。
大人の社会だって、自分の家を掃除してもお金って発生しないですよね。
でも同じ掃除でも、人の家ですればお金が発生する。
ここを基準にポイントをあげるかどうかを決めてみて下さい♪
2. ペナルティリストを作る!
お手伝いリストができたら、ペナルティリストも作ります。
これには、
- やらなくちゃいけないこと
- ママ、パパがやってほしくないこと
を親が書いていきます。
それぞれ家のルールがあると思うので、それを書いていくと子どもが「家のルール」を覚えたり、良い生活習慣を身に付けるきっかけにもなるので、これをやるのはめちゃくちゃおすすめです!
我が家のペナルティリスト
うちの場合はこんな感じです。
ペナルティリスト_テンプレート
我が家の場合は、「宿題をやらない」「習い事を休む」とかの『勉強』や『習い事』に関することはペナルティリストに入れませんでした。
理由はこちらのブログを読んでみてね。
【お金の教育】お手伝いに対してお小遣いをあげるはダメ?
もちろん子どもにとってハードルが高すぎることをペナルティリストに含めないことも大事!
あくまでも子どもにとって「できるのにやらないときがあること」、「やるのが当たり前のこと」だけで作ってみてください。
子どもが「ペナルティ」を忘れてるとき
ペナルティリストにあることを子どもが忘れてる時は、
靴を揃えてないよ!ペナルティになるよ!
とかは言わずに、
何か忘れてることないかな?ペナルティリストにあるものチェックしてみる?
みたいな感じで言うと良いと思います。
そうすると、子どもが自分でリストをチェックして、
あ!靴揃えるの忘れてた!
って自分で気づいて片付けてくれます。
「自分で考えて気づかせる」っていうのも大事なポイント💡
そんなことするならペナルティだからね!
って、リストに書いてない事を親の都合でペナルティ扱いにするのは絶対にNGなので気を付けて下さい。
私もイライラして言いそうになる時あるけどグッと我慢してます。
3. ご褒美リストを作る
私は1ポイント10セントと設定して、月末に息子が持っているポイントとお金を交換しようと思っています。
たぶん予想だと、1日3,4ポイントづつ貯めて、1か月で100ポイントくらい貯めれるんじゃないかなーと思っています。
なので息子の頑張り次第では、おこづかいは月に$10くらいになるんじゃないかなーって。(1ドル100円だと考えると1,000円くらい)
6歳の息子にとっては大金ですけど、しっかり頑張ったならそれに合ったお金をあげてもいいと私は思ってます。
おこづかいをあげるだけだとなんだかつまらないので、「ご褒美リスト」も作って、集めたポイントを、ご褒美と交換できるようにもしました。
お金と交換するか、ご褒美と交換するかは子どもに決めさせようと思ってます。
我が家のご褒美リスト
うちの場合、息子が好きなこと(アイスクリーム屋さんでアイスを買うとか)をリストに入れてみました。
お金では買えないもので、子どもが喜ぶことを入れるのもおすすめです。
私の場合「ムービーナイトができる」という、私と家で息子の好きな映画を一緒に観れるっていうのを入れています。
このご褒美リストにもそれぞれポイントを設定しています。
結構大変だけど、頑張れば貯められる!っていうくらいのポイントに設定しています。
ポイントを低く設定しすぎると、親の出費がかさむことにもなりかねないので、注意してくださいね。
ご褒美リスト_テンプレート
4. ポイント表を作る
ポイント表には、毎日お手伝いでゲットしたポイントを記入していきます。
日にちを書いて、子どもがお手伝いをするごとにポイント分のスタンプを押したりシールを貼っていきます。
「ごうけい」のところには、今持っているポイントの合計を書いておくとわかりやすいです。
途中でご褒美でポイントを使った時は、使ったポイントを書いておくと良いと思います。
ポイント表_テンプレート
ポイント制をやってみて
やっていくうちに、「ここはこういう風にした方がいいなー」とかが出てくるだろうし、子どもの成長に合わせてリストの内容もどんどん変わってくると思います。
でも、今のところ、子どものお手伝いの頻度は確実に増えたし、「靴を揃える」とか今までできてなかったことも自分で気づいてやるようになりました。
「ご褒美リスト」を目標にしたり、子ども自身も楽しく取り組んでくれているので、やってみてよかったと思っています。
是非みなさんもご家庭で取り入れてみてください♡
質問あれば気軽にコメントくださいね😊
今後のブログでは、
- 子どもにお金を管理させる方法
- 子どもに投資を教える方法
とかも紹介していく予定です。
お楽しみに♡