アメリカでシンママをしているひろこです。
来年の春休みは初めてのヨーロッパ旅行に息子と行くことを計画していたんですが、同僚の一言でやめました。
人生初めてのヨーロッパのはずが...
私は今まで一度もヨーロッパには行った事がなくて、いつか行ってみたいな~とずっと思っていました。
カリフォルニアからだと遠いしお金もかかるので、「どうせヨーロッパまで行くならゆっくり行ける時に行こう!」と思って今までずっと行けていなかったんですが、ある時思ったんです。
「時間ができたら行こう」「お金が準備できたら行こう」って思ってたら一体いつ行けるんだろうって...。
たぶん一生行けない気がする。
なので来年の春に息子とヨーロッパに行ってみよう!と計画していました。知り合いがスイスにいるので、その人達を訪ねてみようと思っていました。
その話を同僚にしていたら「すごく楽しそうでいいね!」と言われてさらにワクワクしていたのですが、そのあと彼女に「じゃあ来年は日本には夏休みに帰るの?」と聞かれたので、
「来年はヨーロッパに行くから、日本には帰らないと思う。日本には再来年の春に帰ろうかな」と答えました。
すると同僚から「あなたはそれでいいの?」と言われて。
...???
1年に1度も日本に帰らなくていいの?今会わないといけない人はいないの?
と言われました。
今しか会えない人
海外で暮らしている私や息子にとっては日本の家族に会えるのは多くて一年に一度。
「その機会を逃してもいいの?」ということを同僚に言われました。
ヨーロッパはいつでも行けるけど、会いたい人に会う時間は限られているよ、と。
その時頭に思い浮かんだのは、北海道に住んでいる90歳を過ぎている私のおばあちゃんのことでした。
私自身は北海道出身なのですが実家が関東に引っ越しをしているため、日本に一時帰国しても北海道まで行かずに関東地方にいることが多く、おばあちゃんにはもう10年以上会っていませんでした。
もちろん7歳の息子も私のおばあちゃんにはまだ一度も会ったことがありません。
同僚と話している時、今会いに行かなかったらもうおばあちゃんに会えなくなるかもしれないと思って、ヨーロッパ旅行はやめました。
息子にも「ママのおばあちゃんに会いに行きたいから、ヨーロッパはやめて日本に行こう」と話したら納得していました。
そもそも息子はそんなにヨーロッパ旅行には興味がなかったっぽいですが(笑)
私の祖父母の中で今も健在なのは北海道のおばあちゃんだけ。
そのおばあちゃんが元気なうちに一言「ありがとう」と伝えに行こうと思ったのと、自分のルーツがどこにあるかを息子にもしっかりわかってほしいと思ってます。
まだ先になるけど北海道旅行のことはまたブログで書くので見てみて下さい♡