最近よく
「投資しないなんてもったいない!」
「貯金しててもお金が増えないよ!」
って聞きますが、
投資ってどれくらいお金が増えるの~?
って気になりますよね。
お金が一体どれくらい増えるのかをイメージできないと、なかなか投資に踏み切れなかったり、根気強くコツコツ投資を続けるって難しいですよね。
なので今回は、
- なんで銀行で預金することが勿体ないのか
- なんでそんなに投資することがいいのか
っていうことをちょっとお話したいと思います。
お金がいつ倍になるかがわかる!
「72の法則」っていうものを使うと、お金が2倍になる期間がわかります。
これめちゃくちゃ便利な計算式です。
72÷金利(%)≒お金が2倍になる期間
とにかく「72」を金利が何パーセントかで割ると、お金が2倍になる年数がわかるっていう不思議な計算式。
なんで「72」なのかは謎!!笑
誰かすごい頭いい人が発見してくれたんでしょうね、きっと。
ここで出てくる年数はおおまかな数字なので、「絶対にこの年数でお金が倍になる!」ってわけではないんだけど、
だいだい〇年くらいで倍になるのか~
ってことがわかるので、投資をするときの目安になります。
たとえば、
年利5%で運用した場合、元本を2倍にするには何年必要?
っていう計算をしたい場合、
72÷5=14.4
なので、約14年で元本が2倍になることがわかります。
ね、便利な計算式ですよね。
これね、逆に借金の計算にも使えるからやってみてください!
リボ払いって恐ろしい!
この「72の法則」を使うと借金がどれくらいのスピードで増えてくのかもわかります。
金利が12%でお金を借りた場合、6年後には借金が2倍に膨れ上がる事になります。(返済しなければね)
クレジットカードの分割払いとかリボ払いの平均の金利は15%。
72÷15=4.8
5年以内に借りたお金が2倍に・・・。
カードや消費者金融の合法的な金利はマックス18%まであります。
増えちゃう前に返せればいいんだけど、とにかくすごいスピードで借金が増えるので、カードの分割払いとかリボ払いはしない方がおすすめです。
投資でお金を増やすっていうことの真逆になっていくから要注意!!
10年でお金を2倍にしたい!
お金を10年で2倍にしたい!何%で運用すればいいのかな?
とかの計算もさっきの式を使うとできます。
72÷お金が2倍になる期間≒金利(%)
72÷10年≒7.2%
となるので、7.2%で運用すれば10年後にはお金が2倍になるんですね。
この計算に必要な年利は「複利(利子にも利子がつく計算方法)」なので、投資の場合、利子を再投資することが前提の計算になります。
複利についてはこちらを参照に:お金に困らない生活を手に入れたい!なら「時間」が大事!
なんで貯金じゃダメなの?
どうして銀行にお金を預けるよりも、投資をした方がいいのかは、この「72の法則」を使うとよくわかります。
【日本の銀行口座 金利 0.001%の場合】
72÷0.001(%)≒72000年
元本を2倍にするためには、72,000年かかります。
なんかもう地球すらなくなってそうですね(笑)
【ネットバンキング 金利0.2%の場合】
72÷0.2(%)≒360年
ネットバンキングの方がまだマシですが、2倍にするには360年もかかります。
上の2つの計算から、銀行口座にお金を預けている限り、どれだけ長生きしてもお金を2倍にするのは無理ってことがわかりますよね。
じゃあ投資をした場合どうなるかというと、
【米国インデックスに投資 年利6%】
72÷6(%)≒12年
になります。
12年後なら生きてそう!(笑)
米国インデックスに長期投資をした場合、12年で元本が2倍になります。
この12年間の間に積み立て投資で毎月少しづつ買い増しをしていけば、もちろんもっと増やすことができます。
こうやって計算してみると、銀行に貯金するってお金がもったいなくないな~ってつくづく思います。
なんでアメリカのインデックスがいいのかはこっちのブログも見てみてね♡
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次回は、投資をするときに、「大切なこと」と「絶対やってはいけないこと」を書くのでまた読んでみて下さい。