今回は、子どもの「しつけ」に関して、私が購読している七田式の育児冊子を参考に紹介したいと思います。
「しつけ」と将来の収入は関係している!?
神戸大学が行った研究で、子供のころのしつけと、現在の収入との関係を調べた調査があります。
その結果、きちんとしつけをされていた人は、そうでない人に比べて、年間の所得が約86万円高いということがわかったそうです。
この調査では、4つのしつけについて調査されています。
- 勉強をする
- ルールを守る
- 他人に親切にする
- 嘘をついてはいけない
4つともきちんと教えられていた人の平均所得は約479.6万円であったのに対して、1つも教えられなかった人の平均所得は約393.4万円だったそうです。
しつけと収入にはそんなに関係があったんだ~
でも「しつけ」ってほんと難しい・・・
子どもなんてダメな事ばっかりしますし、「しつけ」って親にとっては本当に大変な仕事ですよね。
私も毎日4歳の息子のしつけに奮闘中です。
1対1で癇癪を起こす子どもと向き合っているときとか、
誰か助けて~~~~
って本気で思います。(笑)
私が七田式の購読冊子を読む中で知った、「しつけ」のポイントを少し紹介したいと思います。
私もこの方法を取り入れてうまくいったことがあるので、是非試してみて下さい。
幼児期の「しつけ」のポイント
最初からあれもこれもと厳しくしても、子供は守ることができないので、的を絞って順番に行う必要があるそうです。
「しつけ」の基礎になる4つの項目を重点的にやってみてください。
- わがまま
- いじわる
- うそ
- 反抗
この4つに関してしっかり教える事が「しつけ」の基礎だそうです。
逆に、 「童業( わらべわざ)」と言われる子ども特有の「いたずら」に関しては、そこまで気にする必要はないみたいです。
- ティッシュを箱から全部出してしまう
- 引き出しの洋服を片っ端から出す など
こういうのって、大人からしたら大迷惑ですけど、子どもも成長するにつれて、飽きたらやめますよね。
大人になっても、ティッシュを箱から全部出す人っていないですよね。(笑)
でもわがままやいじわるなどの行動を叱らずに見逃してしまうと、大人になっても続けてしまい、社会になじめない人間に育ってしまうのでこちらの方が大切です!
自分の子供が、平気でうそやいじわるをする大人になったら悲しいですよね。
なので、わがまま、いじわる、うそ、反抗に対しては、しっかりと叱っていきましょー!
1.あえて待たせる!!
やっぱり子育てでは子供に我慢の訓練をさせることが大切みたいなので、日常の中で「あえて」子どもに我慢させてみてください。
ママ、一緒にあそぼ~~
と子供が言ってきた時に、
ちょっと待ってね、今手が離せないから。
って言ってあえて少し子どもを待たせてみたり。
もちろん小さい子どもに20分も30分も待たせるのは大変なので、最初はほんの数秒からでいいそうです。
子どもが数秒待つことができたら、
待ってくれてありがとう!
とほめてあげて、少しづつ子どもの待つ時間を長くしていってみてください。
繰り返していると、子どもも「きちんと待てば(我慢すれば)遊んでもらえる」ってわかってくるので、だんだん待てるようになってきます。
お菓子をあげたりするときにもやってみて下さい。
2.ダメな理由を教えてあげる
ルールを教える時に、ダメな理由も一緒に教えてあげると、子どもは理解しやすくなるそうです。
大人ってついつい、スーパーで子どもが走ったりすると、
走っちゃダメ!!
とか言っちゃいますが、子どもって結構
え?なんで?
って感じの事ありますよね。
大人にとっては「スーパーで走らない」って当たり前ですけど、子どもにとては理由がよくわかってないんですよね。
なので、
人にぶつかったら危ないから走らないでね
って言うと、意外と
あーそっかぁ。
とかなったりするんですよね。
3.「約束」を使う
こういう時は、子どもと「約束」をすることも有効みたいです。
お買い物している時はママのそばにいてね。
走ったら人にぶつかって危ないからね。
と出かける前に先に言っておいて、もし子供ができなかったら、
ママとの約束はきちんと守らないといけないよ。
って真剣な顔で言うと、子どもも「約束」の事を思い出してくれます。
もしできたら
約束を守ってくれてありがとう!!
って言うと、約束を守ることの大切さも子供に伝わるので「約束」をするのはおすすめです。
まとめ
「しつけ」ってとっても労力が必要なので、時々めんどくさくなってしまう事も正直ありますよね・・・。
でも、小さい時にやっておかないと、後でもっと大変な思いをすることになるので(上の二人がそうでした!)小さい時にしっかり「しつけ」をやっておかなきゃな~と思っています。
ママやパパがストレスになりすぎるのも良くないと思うので、出来る範囲で一緒に頑張っていきましょー!