今回は、「お金を貯める方法」について紹介したいと思います。
お友達に投資の話をすると、だいたい
投資ってやってみたいけど、投資に回せるお金なんてないよ~~
っていう子がめっちゃ多い。
でも、月3万円でも節約して投資に回していけば、「20年後の子どもの学費」や「30年後の自分の老後」の資金にできるのに、やらないなんてもったいない!
なので、今回はお金を「貯める」ための家計管理の方法を紹介したいと思います。
投資をやるやらないに関わらず、家計を管理することはとっても大切!!
- 自分で自由に使えるお金を増やしたい!
- 将来のために貯金を増やしたい!
- お金を貯めて〇〇を買いたい!
- 投資の為の資金を作りたい!
っていう人にとって、少しでも参考にしてもらえたら嬉しいです。
正直に言うと、私も数年前まではクレジットカードの返済が毎月大変で、自転車操業状態の家計でした。(笑)
でも、家計管理の方法を学んで、投資を初めて、今はお金にアタフタしなくて済む生活になりました。
お金を貯めて、投資を始めるまでの3つのステップはこんな感じです。
自分の「生活費」って把握してる?
みなさんは自分の「1カ月の生活費」を把握していますか?
これ、投資を始める際には絶対に知っている必要があるんです!
理由は、最低でも「生活費の6か月分」を、もしもの時のために現金として銀行に預金しておく必要があるからです。
半年分の生活費を確保していれば、もし「急に体調が悪くなってしばらく会社を休む」とか「けがをして働けない」とかになってしまっても、半年間はお金の心配をする必要がなくなりますよね。
半年経てば大抵のことはどうにかなってくるので、基本は半年。
すっごい心配性の人は、一年分の生活費を現金で銀行に預金しておくと良いと思います。
そしてそれ以外のお金で投資を始めるっていうのが、リスクを減らすための投資の基本ルールと言われています。
1か月の生活費は、大きく3つに分けられます。
- 必要最低限の生活費
- 暮らし費
- 年間費
生きるために必要なお金はいくら?
まずは「必要最低限の生活費」の把握から!
私は、必要最低限の生活費を2つに分けています。
- 変動費・・・毎月変わる費用
食費や日用品費、交通費など。 - 固定費・・・毎月一定の金額がかかる費用
家賃、保険料、携帯電話の料金、光熱費や水道代、学費など。
こうするとすごくわかりやすくなります。
私の場合、「変動費」をさらに「食費」「日用品費」「交通費」「その他」に分けて、それぞれに毎月の設定額を決めて、どこに使い過ぎたのかわかるようにしています。
項目を増やし過ぎるとわけがわからなくなるので、この4つにしか分けていません。
この変動費と固定費は、「生きていくために必要最低限のお金」と思ってください。
ここに毎月いくらかかっているのかを、まずは計算してみてください。
幸せアップのための支出が「暮らし費」
次は「暮らし費」の把握。
「暮らし費」は、最低限必要な生活費ではないけど、なくなると毎日の生活が楽しくなくなる費用のことです。
これを、全部ひとくくりの予算として、いくら必要なのか考えてみて下さい。
「暮らし費」にはこんなものが入ります。
・「娯楽費」・・・家族で出かける費用
・「交際費」・・・お友達とカフェやレストランでの食事代
・「衣料費」・・・自分の洋服代や美容にかけるお金など
・「エンタメ代」・・・本の購入代や、ネットフリックスなどのエンタメにかかるお金
・「その他」・・・生活必需品ではないけど、あったら便利でほしいもの
これをひとくくりにして予算を決めている理由は、毎月全部の楽しみを満たそうとしてしまうと、お金がいくらあっても足りなくなるからです。
そんなに贅沢してないのにお金がない!
お金が全然貯められない!
っていう人の理由は、だいたいここを使いすぎてしまうからですよね。
この「暮らし費」の中で優先順位をつけて、上から順番に使っていって、なくなったらもうそれ以上使わないっていうのが、お金を貯める1番のコツ!
例えば「暮らし費」は月3万円と決めたら、自分が「これは必要!」って思うものから使っていって、3万円になったらそれ以上は絶対に使わない!
翌月に回すか、もしくは諦める(最初は辛いけどすぐ慣れます)。
この「必要最低限の生活費とは関係ない支出」に、優先順位をつけるってことがすっごく大事です!
私の場合、優先順位が高いものがこれ。
- 健康になるための支出
青汁とかプロテイン代とか。
歯医者のクリーニング代とか健康診断のお金とか。 - 息子の教育費
学費とか習い事の月謝とか。 - 知識を増やすための支出
教科書や本の購入代。 - お友達へのお祝いやプレゼント
ここはケチらない!(別にケチだと思われたくないからじゃないですよ笑)
実は心理学の研究で、自分よりも人のためにお金を使う方が、その人の幸福度って上がるということがわかっているらしいんです!募金とかも同じですね。 - 友達との食事や旅行
自分の経験を増やせたり、1番の楽しい時間だから削らないようにしてます。
逆に
- 洋服やアクセサリー類
- インテリア
- 化粧品
- 子どものおもちゃ
- 普段の食費やお酒代
とかは全然お金をかけません。
「住む場所」も、安全で清潔だったら別に狭くても全然気になりません。
車とかブランドものとかも基本あんまり興味がないので、高価なものを買ったりしないです。
この「暮らし費」は、かけるお金も、その内容も、人それぞれまったく違ってくると思います。
月5万円はないと楽しく生活できない!
おしゃれが大好きだから洋服代を優先したい!
お酒を飲む時間が大好きだから、レストランでの食事の時間が絶対大事!!
とかいろいろありますよね。
食べる事が1番大好きだと思っている人が、
あの人は食費3万円の節約で1,000万円貯めてるから、私もそうしよう!
よし!明日から食費を切り詰めよう!!
とかやっちゃうと、毎日の生活がつまらないものになって絶対続かなくなっちゃいますよね。
大事なのは、「人がやってるから!」じゃなくて、自分の支出の優先順位を決めることだと思います。
あれ?なんかお金ない、、、の原因
次は「年間費」。
毎月の生活に最低限必要なお金とは別に年単位でかかる「年間費」の把握も重要です。
例えばこんなものがあります。
- 年一度、半年に一度などの頻度でかかる更新費など
- 子供の誕生日やクリスマスのプレゼント代
- 結婚や出産などのお祝いにかかる費用
- 子供の学校や習い事のために必要な服や道具の費用など
- 歯医者や定期健診などの、かかることが予想できる医療費
4月は新学期の準備で費用がかかったり、12月はクリスマスなどのイベントで他の月より多くお金がかかったりしますよね。
これを毎月の「最低限必要な生活費」や「暮らし費」と一緒に計算してしまうと、
あれ、なんか今月出費が多いな、、、でも今月は〇〇の誕生日だったからしょうがないか~
とか、予算をオーバーしてるのに「ま、いっか」ってなって、結局自分の生活費が把握できなくなってしまいます。
なので、「年間費」は「最低限の生活費」と「暮らし費」とは別にプールしておくのがベスト!
必要な時のために毎月少しづつ準備しておくのがおすすめです。
もしだいたい「年間費」に10万円は必要だなーと思ったら、毎月8,000円くらい別途でとっておくと、いざという出費に対応できます。
はじめははっきりとした金額はわからないので、ざっくりの予算で良いと思います。
これで、毎月の自分の生活費がだいたい把握できてきますよね!
もし「必要最低限の生活費」が18万円、「暮らし費」が3万円、「年間費」が月々8000円の人の場合、毎月の「生活費」に21万8,000円必要ということになります。
自分の1か月分の生活費が把握できたら、あとはこれの6か月分をまずは銀行に預金することを目標に節約してみてください。
毎月いくら投資する?
保険料や電話代などの固定費を見直す(別のブログで保険の見直しについて紹介しますね)
「暮らし費」に優先順位をつけて、順位の低いものへの支出はしないということを徹底する
っていう、この2つがやっぱり1番の方法だと思います。
そして「生活費×6カ月分」のお金を貯金することができれば、ついに投資のスタートです!
あとは今まで預金していた「収入の10分の1」のお金を、今度は毎月投資に回していくだけ。
もうすでに「生活費×6か月分」を確保できているという人は、さっそく来月から収入の10分の1で積み立て投資を始めてみてください。
積み立て投資は、「NISA口座」で始めるのがおすすめです。
NISA口座についてはこちらのブログで紹介してるので読んでみて下さいね。
投資オタクのシンママが「つみたてNISA」を解説
つみたてNISAで投資するならこれ!
お金を貯めるのって最初が1番大変なんですよね!
でも慣れるとどんどん貯まって来るし、貯まると貯めるのがどんどん楽しくなってくる。(笑)
お金を貯めたい!投資を始めたい!っていう人にとって、少しでも参考にしてもらえたら嬉しいです。