お金のことをブログで書くようになってからよく聞かれるのが
毎月いくら貯金(投資)してますか?
他の人がいくらくらい貯金してるのかってめっちゃ気になりますよね!私も気になる!
でも、貯金の金額って、その人の収入とか、家族構成、子どもの年齢、通ってる学校、住んでいる場所とかによって基準が全然変わるから、実際はあんまり参考にならない。。。
どっちかっていうと、『貯蓄率』の方が大事。
『貯金額』じゃなくて、『貯蓄率』!
貯蓄率?なにそれ?
って人は是非最後まで読んでみて下さい♡
老後のお金を貯めるのに役立ちます♪
老後のお金を貯める時は『貯蓄率』に注目!
貯蓄の金額を、手取りの収入で割った割合のこと。
貯蓄額÷手取り金額×100=貯蓄率
貯蓄率には貯金以外にも、投資に回すお金も含まれます。
貯蓄率がかわると、収入の何%を支出に使ってるかもわかるよ♪
貯蓄率20%の人は、収入の80%を支出に使ってることになります。
貯金額は、年収によってだいたい増えていく。
でも、貯蓄率は年収が上がっても実はそんなに変わらなかったりするんです。
年収が400万の人も600万の人も1,000万の人も、貯蓄率ってそんなに変わらないんだよ!
理由は、収入が上がると絶対みんな支出も増やしちゃうから!
俺年収1,000万円超えてるけど、年収400万円の時と同じ生活してるよ
って人なかなかいないですもんね。
老後のお金を準備するときに、この『貯蓄率』ってすごく役に立つんだよー。
どっちが早く老後のお金を貯められる?
例えば同じ会社に勤めている2人の人の貯蓄を比べてみます。
【部長の田中さん】
・手取り月収150万円
・毎月の貯金額20万円(貯蓄率約13%)
【事務員の鈴木さん】
・手取り月収30万円
・毎月の貯蓄額10万円(貯蓄率約33%)
この2人はどっちが早く老後の資金を貯められると思いますか?
答えは事務員の鈴木さんの方。
なんで月収も低くて毎月の貯蓄額も少ない鈴木さんの方が、早く老後のお金が貯められるの?
って思いますよね。
この理由が「貯蓄率」。
部長の田中さんは、月収150万円も稼いでいて「お金持ち~」って思うし毎月の貯金額も多いけど、貯蓄率は13%。
てことは収入の90%近くは支出に使ってしまってるっていうことですよね。
いくらたくさんお金を稼いでいても、この人は生活を維持するのにものすごいお金を消費してるってこと。
生活レベルを下げない限り、この人は老後に必要になるお金の金額も当然多くなる。
一方、鈴木さんのは月収30万円のごくごく普通の事務員さん。
でも毎月10万円を貯蓄に回してるので、貯蓄率は33%!かなりすごい人ですね。
収入の3分の2で生活して、残りを貯蓄に回してることになります。
鈴木さんは部長の田中さんより収入が少ないけど、生活費も少なく抑えているので、貯蓄率が高くなります。
で、結果的に早く老後のお金を準備できることになります。
貯蓄率は、収入よりも、その人がいかに支出をコントロールできるかで変わってくるので、
私って一体収入の何%を支出に使ってるんだろう。。。
貯蓄率は何%かな?
ってちょっと1回計算してみるのがおすすめです。
老後のお金は、収入が多い人よりも、貯蓄率が高い人の方が断然早く準備できるんです。
ちなみに、夫婦2人の場合は手取りの3~4割、子育て世帯では手取りの2~3割が平均の貯蓄率みたいです。
教育費がかかる時期のお子さんがいる世帯だと、だいたい10%~15%くらいみたい。
あくまでも平均的な数字なので目安です!
私も毎月10%を目安に貯蓄(投資)にお金を回してます。
正直10%でもかなりキツイときありますけど。。。
『貯蓄率』のメリット
貯蓄率を設定しておくことのメリットは、収入や支出の変化に合わせて毎月の貯金額を変えられること。
「毎月7万円貯金する!」
とかって決めちゃうと、収入が増えると使いすぎたり、収入が減るとめちゃくちゃしんどくなったりしちゃいますよね。
自分の収入と支出の割合を考えながら貯金額を決めれることがいいところです。
まとめ
貯蓄率を計算してみる時に、一緒に支出の見直ししてみるのも良いと思います。
無駄な保険の解約、携帯料金、家賃、とかの固定費の見直しから始めていくのがおすすめです。
「貯蓄型保険」てほんとに必要??
超簡単!5分でできる保険の見直し方法
私も固定費を下げるために引っ越しを考え中です。
無理せず上手に貯蓄や投資をするために、目標の貯蓄率を決めてみてね♡